0120-277-045

平日9:30〜21:00/土日祝9:30〜18:00

メールでのお問い合わせ 24時間・365日受付
メニュー メニュー

【後編】盗撮行為で現場から逃走。警察から後日逮捕される可能性は?

2019年02月26日
  • 性・風俗事件
  • 盗撮
  • 後日逮捕
  • 仙台
  • 弁護士
【後編】盗撮行為で現場から逃走。警察から後日逮捕される可能性は?

前編では、盗撮事件で逮捕されるまでの流れや刑罰について解説いたしました。後編では、起訴を回避するためにするべきことや弁護士に依頼するメリットについて解説いたします。

3、起訴を回避するため、逮捕前にするべきこと

盗撮行為は、盗撮の様態、対象によっては非常に重い刑罰が科されることもありえます。不当に重い罪を負うことがないよう、逮捕される前にできる対策について解説します。

  1. (1)被害者との示談交渉

    被害者が存在する事件では、捜査機関による判断において、被害者の処罰感情は非常に重視されます。よって、示談の成否は大きな判断材料のひとつとなります。つまり、逮捕前に示談が成立していれば逮捕を回避でき、逮捕後では長期勾留や起訴を回避できる可能性が高まるということです。

    刑事事件における示談書では、加害者が損害賠償を約束し、一方で被害者は加害者に対し「罪を許し加害者の処罰を望まない」などの「宥恕(ゆうじょ)」の意思を示してもらうことが一般的です。

    すでに盗撮行為が警察に認知されている場合は特に、被害者との示談交渉を優先して行います。しかし、盗撮は性犯罪の一種であり、捜査機関が被害者の連絡先を加害者に伝えることは基本的にありません。示談交渉は弁護士を介してのみ応じるケースがほとんどといえるでしょう。被害届が出されたなら、できるだけ早く、弁護士に示談交渉を依頼することが重要です。

  2. (2)自首

    反省の意思を示すことで、罪を軽くするために「自首」を行うのもひとつの方法です。ただし、「すでに犯人は発覚しており、所在地のみわからない」という場合に自ら罪を告白しても、自首は成立しません。

    自首する前に、自らの行為を包み隠さず弁護士に話し、相談することをおすすめします。弁護士は守秘義務がありますので、自首するかどうかにかかわらず内容を外部に漏らすことはありません。

4、弁護士に依頼するメリット

数多くの刑事事件に対応した経験を積んでいる弁護士は、第三者の視点で冷静に事態を分析し、最適な処遇となるような弁護活動を行います。捜査のプロセスを熟知した弁護士に任せることで、事態を悪化させずにすむ可能性が高まりまるでしょう。

  1. (1)72時間以内の釈放に向け迅速に対応

    逮捕にいたった場合、警察での取り調べは48時間以内、その後検察に送致された場合はさらに24時間以内で取り調べが行われます。その72時間でも捜査がたりず、引き続き身柄の拘束を行う場合は「勾留(こうりゅう)請求」を裁判所に対して行います。

    これが裁判所に認められると最長で20日間ものあいだ身柄を拘束され、自宅に帰ることも仕事に行くこともできません。ひとたび勾留が認められてしまえば、その後の生活への影響は避けられないでしょう。

    逮捕後は時間との勝負です。この限られた72時間以内で、捜査機関に対して釈放を求めるための合理的な証拠をそろえて提示する必要があります。しかし、この間、基本的に家族や友人は被疑者と、「接見」もできず、状況を把握することが難しくなります。自由な接見を行い、被疑者の状況を把握して直接アドバイスを行い、家族の気持ちや状況を伝えられるのは、弁護士だけに限られます。

    逮捕後、弁護士を早期に依頼することで、釈放の可能性を高めることができるでしょう。

  2. (2)逮捕後、自由に接見できるのは弁護士だけ

    逮捕後は家族であっても、証拠隠滅や口裏あわせを防ぐため基本的には面会することができません。ですが、弁護士であれば、いつでも何回でも、警察官の立ち合いなしに接見が許されています。

    任意出頭の段階でも、弁護士が同行することが可能です。逮捕前であれば、被疑者は取調室の出入りは自由なので、疑問があればすぐに待機している弁護士に相談することができます。

    刑事事件の経験豊富な弁護士に相談することで、自分の置かれている状況を客観的に整理し、正当な主張を行うことができます。

  3. (3)示談交渉の経験が豊富

    示談交渉は弁護士の専門分野のひとつです。被害者の感情に配慮しつつ、加害者にとって現実的な賠償額や支払い方法となるよう交渉します。

    検察官に事件が送致され、その後起訴された場合も、示談できたことが減刑を考慮する材料となります。示談の成立が早ければ早いほど、生活や仕事への影響も最小限に抑えることができるでしょう。そのためには弁護士に交渉を依頼することが最善策といえます。

5、まとめ

弁護士は、法律を知り尽くしているとともに、捜査を受ける側に寄り添う経験を積んでいます。被疑者に重すぎる刑罰が科されないための調査や、事態が収束するまで本人だけでなく家族も含めた精神的サポートも行います。

家族が逮捕されるかもしれない、自分が逮捕されるかもしれないと不安な方は、ひとりで悩まずにベリーベスト法律事務所 仙台オフィスで相談してください。不安を抱えたまま過ごすより、将来に及ぶ影響を最小限にとどめるための行動を起こすことをおすすめします。
>前編はこちら

  • この記事は公開日時点の法律をもとに執筆しています

お気軽にお問い合わせください ご相談の予約はこちら

0120-277-045

平日9:30〜21:00/土日祝9:30〜18:00

メールでのお問い合わせ
24時間・365日受付

お気軽にお問い合わせください ご相談の予約はこちら

仙台オフィスの主なご相談エリア

【宮城県】
仙台市青葉区、仙台市宮城野区、仙台市若林区、仙台市太白区、仙台市泉区、石巻市、塩竈市、気仙沼市、白石市、名取市、角田市、多賀城市、岩沼市、登米市、栗原市、東松島市、大崎市、刈田郡蔵王町、刈田郡七ケ宿町、柴田郡大河原町、柴田郡村田町、柴田郡柴田町、柴田郡川崎町、伊具郡丸森町、亘理郡亘理町、亘理郡山元町、宮城郡松島町、宮城郡七ケ浜町、宮城郡利府町、黒川郡大和町、黒川郡大郷町、黒川郡富谷町、黒川郡大衡村、加美郡色麻町、加美郡加美町、遠田郡涌谷町、遠田郡美里町、牡鹿郡女川町、本吉郡南三陸町

【福島県】
福島市、二本松市、伊達市、本宮市、郡山市、須賀川市、田村市、白河市、会津若松市、喜多方市、相馬市、南相馬市、いわき市、桑折町、国見町、川俣町、鏡石町、石川町、浅川町、古殿町、三春町、小野町、矢吹町、棚倉町、矢祭町、塙町、西会津町、磐梯町、猪苗代町、会津坂下町、柳津町、三島町、金山町、会津美里町、下郷町、只見町、南会津町、広野町、楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、新地町、大玉村、天栄村、玉川村、平田村、西郷村、泉崎村、中島村、鮫川村、北塩原村、湯川村、昭和村、檜枝岐村、川内村、葛尾村、飯舘村

【山形県】
尾花沢市、上山市、寒河江市、酒田市、新庄市、鶴岡市、天童市、長井市、南陽市、東根市、村山市、山形市、米沢市、寒河江市、上山市、天童市、東根市、尾花沢市、新庄市、米沢市、長井市、南陽市、鶴岡市、酒田市、朝日町、飯豊町、大石田町、大江町、小国町、金山町、河北町、川西町、庄内町、白鷹町、高畠町、中山町、西川町、舟形町、真室川町、三川町、最上町、山辺町、遊佐町、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町、金山町、最上町、舟形町、真室川町、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、飯豊町、三川町、庄内町、遊佐町、大蔵村、鮭川村、戸沢村、村山市、村山市、大蔵村、鮭川村、戸沢村

【岩手県】
盛岡市、宮古市、大船渡市、花巻市、北上市、久慈市、遠野市、一関市、陸前高田市、釜石市、二戸市、八幡平市、奥州市、滝沢市、雫石町、葛巻町、岩手町、紫波町、矢巾町、西和賀町、金ケ崎町、平泉町、住田町、大槌町、山田町、岩泉町、田野畑村、普代村、軽米町、野田村、九戸村、洋野町、一戸町

【秋田県】
鹿角市、大館市、北秋田市、能代市、秋田市、男鹿市、潟上市、由利本荘市、にかほ市、大仙市、仙北市、横手市、湯沢市、小坂町、藤里町、三種町、八峰町、五城目町、八郎潟町、井川町、美郷町、羽後町、上小阿仁村、大潟村、東成瀬村

【青森県】
青森市、弘前市、八戸市、黒石市、五所川原市、十和田市、三沢市、むつ市、つがる市、平川市、平内町、今別町、外ヶ浜町、鰺ヶ沢町、深浦町、藤崎町、大鰐町、板柳町、鶴田町、中泊町、野辺地町、七戸町、六戸町、横浜町、東北町、おいらせ町、大間町、三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、蓬田村、西目屋村、田舎館村、六ヶ所村、東通村、風間浦村、佐井村、新郷村

上記地域にお住まいの方

ページ
トップへ