労働審判によって事前提示額から大幅増額となった労災事案
- CASE704
- 2022年01月05日更新
業務内容
工場における一種のライン作業
災害の状況
入社後、就労経験不十分なAさんが、先輩従業員から、製造機械の屑の詰まりの除去を指示され、正しい除去方法を知らないまま屑を取り除こうとしたところ、製造機械の刃に指を巻き込まれて受傷。
相談内容
雇用主である会社への損害賠償請求全般
ベリーベストの対応とその結果
我々ベリーベストは、交渉の当初から介入し、Aさんに生じた損害額の計算などを行い、会社側に請求していきました。
しかし、会社側は、交渉の段階から終始、会社側の安全配慮義務違反を認めず、少額の和解案を提示するのみで、交渉による解決には限界がありました。
そこで、我々は裁判所に対して労働審判を申し立て、種々の主張立証を行い、最終的に交渉段階よりも大きく増額した結果によって本件を解決することができました。
労災事案において、交渉によってご納得のいく解決に至らない場合には、訴訟や労働審判による解決を目指した方が良い結果を得られるケースも少なくありません。
労災事案でお困りでしたら、手続の選択を含め、労災事案の多数の経験を有する我々ベリーベスト法律事務所にぜひご相談ください。
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